Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

2005-01-01から1年間の記事一覧

めくら判

ふとタイトルをつけて思ったのだが、これって差別用語なんだろうな。(人権擁護法案が成立したら、私も一撃でアウト、だろうな)言い訳をしておくと、ほかの言葉を考えつかなかった。私の国語力がないのでご勘弁ください。で。毎日、決裁書類が回ってくる。…

熟年離婚について

たしか2007年度からだったと思うが、離婚すると年金受給額の分割ができるようになる。つまり、専業主婦の方であっても、離婚後の生活設計が可能になってくるんである。この制度改定を行うことで、たぶん熟年離婚が増えるであろうと思う。もしも自分が熟…

忘れられた日本人

「忘れられた日本人」宮本常一著。岩波文庫。この本は、私が敬愛するtessai様のお薦めに従って読んでみたものである。tessai様は、ご自分のブログを「キチガイ博士の極論・暴言・妄語」とおっしゃっている。http://blogs.yahoo.co.jp/tessai2005おもしろ半分…

馬鹿になる心

私の会社も、来期の事業計画を立案する時期になった。(それで、ちょっとブログ更新が滞りがち。。。)今期の我が社は、営業活動上の無駄を省く効率化を行って、予想通りの成果。よって、管理本部の提出してきた予算は、来年度の売上成長に関しても、大きな…

災害と自転車

先日の日曜日の午後。「ぐらぐらっ」ときたので、思わず玄関先の自転車のところに行く。そんなに自転車が大事、というわけではない(笑)実は、災害に、自転車は極めて強いからである。揺れがひどいとき、机の下にもぐり込むのはかえって危険で(建物倒壊し…

アメリカの鏡・日本(抄訳)

「アメリカの鏡・日本」(抄訳)ヘレン・ミアーズ。長らく入手不可能だったこの著書が、抄訳であるが復活したことは嬉しい。さっそく入手して読んだ。読み終わると同時に、小泉首相の靖国参拝。なにか、因縁を感じた次第である。著者のヘレン・ミアーズは、…

首相の靖国参拝に思う

小泉首相が靖国参拝したというので、既に本日のニュースは持ちきりである。この類の話題を書くと「おまえは右翼だ」「馬鹿だ」と書き込みがくるので、少々憂鬱なんだが。しかし、しょせん市井の一変人で、40すぎの中年独身男のブログなんざ、いちいち目く…

メダカについて---自然保護と経済論理

有名な話だが、環境省のレッドデータブックには、クロメダカが記載されている。多くの方と同様、私も疑った。まさか、クロメダカが?!と思ったのであった。メダカは、クロメダカとヒメダカに分類される。縁日で売っているメダカは、人間が観賞用につくった…

ロンドンの負けない日々

「ロンドンの負けない日々」高尾慶子。この人のエッセイは、初期の頃はずいぶん面白かったのだけど、最近は品質の低下が著しい。はっきり言えば、耄碌したんである。すでに英国で市民権を取り、老後の不安もなく生きていけるようになって、ハウスキーパーの…

ノーベル経済学賞「ゲーム理論」から

ゲーム理論とは、数学の一分野で、20世紀最大の天才との評価もある数学者フォン・ノイマンの提唱によりスタートした。(ノイマン型コンピュータで有名。つまり、今日のコンピュータの父でもある)本年のノーベル経済学賞は、イスラエルのヘブライ大学ロバ…

コカイン・ナイト

「コカイン・ナイト」J・G・バラード。バラードと言えば、「結晶世界」「燃える世界」「沈んだ世界」の「世界3部作」で有名な思弁小説の大家である。もっとも、単に「主流小説をSFスタイルで書いただけ。主流小説の世界では、この程度の小説は高い評価をさ…

刀と真剣勝負-日本刀の虚実

「刀と真剣勝負-日本の虚実」渡辺誠。大学の先輩に、居合いの修練を毎日行っている人がいる。その腕の太いこと、胸板の厚いこと、特に背筋のすごさは、酒席で触らせて貰うたびに驚くほかない。きけば、修練は模造刀で行うという。重量は同様であるから、こ…

放置される森林の問題

私の祖父は、復員後は小さな畑と田んぼをつくりつつ、炭焼きと林業をして生計を立てていた。主に、現金収入は米と炭の出荷によった。中国山地の寒村のことである。林業の場合、自分が植えた木を自分が出荷して収入にできるケースはほとんどない。当然だが、…

カネボウ粉飾決算事件に思う

カネボウの粉飾決算に関与した公認会計士2名が起訴されることとなった。かれらは、どうやら明確に粉飾であると自覚していたらしい。投資家に虚偽の報告をし、事実上の債務超過(倒産)状態にある会社の株を高値にし続けたことは罪である。しかしながら、こ…

核武装の是非について

この問題は、なかなかに難しいのだが、私自身はいまだ「日本は核武装しないほうが良い」という考え方をもっている。では、安全保障はどうするのか?当然、アメリカ様に土下座して助けてもらうのである(笑)以下に理由を述べる。この問題は、軍事の問題であ…

買収について

武部幹事長が、郵政採決前に反対派に「活動費」として30万円支給していたそうである。買収を意図していたのではないか?と言われている。このニュースを読んで、情けなくなった。いやしくも政権与党の幹事長をして、であろう。一体、国会議員としての認識…

マンガ「嫌韓流」

マンガ「嫌韓流」山野車輪。アマゾンで売上1位になったにもかかわらず、名だたる書店では扱いなく、有名紙の売り上げランキングからも除外されるという話題沸騰の書(苦笑)当然、もともと野次馬根性が旺盛な私が見逃すはずもない。近所の書店で入荷したの…

曾祖母のこと

私の曾祖母は、私が9歳のときに亡くなった。母の実家だった。(私の実家は母方の姓を名乗っている)曾祖母は、いつも農協の肥料袋を廃品利用してカバンを編んだり、藁でわらじを編んだりしていた。とにかく、手を休めず働いていた。曾祖母の隣で、私は字を…

発火点

「発火点」真保裕一。主人公は、9年前に、自らの父親を殺された経歴をもつ。殺人犯に殺されたのである。なぜ、そのような事件がおきたのか。本人も真相を詳しくは知らない。この主人公は、典型的な「クズ」である。どこの職場で働いても長続きしない。口論…

国会代表質問スタート

いよいよ、国会の論戦がスタート。民主党前原新代表が、いかほどの人物か?実はちょっと期待はしていたんである。ところが。。。思わず、ズッコけてしまった(^^;)あらら。。。思わず小泉首相の「日本を諦めないで、政権交代できる2大政党として頑張ってもら…

旅バトン。ここでお休み。。。

きこりさんから「旅バトン」なるものがやってきた。どうやら、ブログの仲間で「旅」についての話題を語って、次の5人にまわす、という仕組みらしい。ううむ、困ったなぁ(´_`)だいたい、旅なんて優雅な時間はなかなかなかったもんで(泣)しかし、きこり…

不眠症対策の寝酒

最近、再び不眠症になった。睡いのに、いざ眠ろうとすると、全然眠れなくなる。私の不眠症は、単に「寝付きが悪い」という状態なので困る。翌日に影響を及ぼすからである。明け方に眠っても、そりゃ昼間はぼーっとしてしまうわな。やむなく、薬の力を借りる…

透明人間の告白

「透明人間の告白」H・F・セイント。もし、ある日突然、自分が透明人間になったらどうだろう?この小説は、そういう状態を、可能な限りリアルに描こうとしたものである。たとえば、食事はどうなるか?体が透明でも、食物は透明ではない。よって、ブイヨン…

死後の世界について

宗教関連について。私の宗教に関する公式見解は「死の恐怖の軽減システム」というものだ。死後の世界があると信じれば、誰も避けることのできないこの事態について、いくらか気楽になるだろう。以前、ちょっと「聖と俗」ということを知ったのだが、元来が即…

永久戦犯?

世の中には「ああ勘違い!」という奴がある。私は白状するが、大学に入るまでA級戦犯を「永久戦犯」だと思って居たのである。自分の馬鹿さ加減には、我ながら呆れるばかりである(^_^;)しかしながら、ちょいと言い訳。歴史の不勉強で(というか、大東亜戦争…

優しくてもモテません!

かつて、私の友人のモテ男が、その極意をこう披露してくれた。「あのな、おまえは優しすぎるんだ。いくらお前がお人好しだって、忙しかったり機嫌の悪いときだってあるじゃないか。すると女はな、そういうのをしっかり見てるから『ああ、この人は、本当は心…

勝ち組、負け組

「勝ち組、負け組」て、なんだかイヤな言葉だ。この言葉を考えた奴は、なんと下賤な心の持ち主だろうか、こんな言葉を使う奴に、何がわかってたまるもんか、という思いが自分にはある。12年前になる。友人と経営した会社が倒産。お金がないから解散登記も…

結婚のアマチュア

もう秋だ。ロードレーサーを引っ張り出し、夏の終わった秋の海を見るために、東京湾の若洲海浜公園まで走る。海は白っぽく、沖をフェリーがのんびりと航走中。ベンチでコンビニおにぎり(梅)を1個とお茶の簡単な昼食をすませて、もってきた本を読む。「結…

国家の罠

「国家の罠」佐藤優。筆者は、あの、鈴木宗男代議士の「お世話係」として有名になった「外務省のラスプーチン」である。あまりに一部で世評が高いので、思わず読んでみたんである。一読、驚いてしまった。何が驚くって、筆者の博覧強記、極めて高い分析能力…

日本人は負けず嫌いのM!

今回の選挙に関して、非常に鋭い考察なのでトラックバックさせていただきました。(トラックバックがうまくいかないようなので、URLを紹介します)http://chinalifecost.seesaa.net/article/6889510.html「なるほど!」と思いませんか?少なくとも、私は…